200年に一度行われる儀式「神様の器変え」

溢れ出した毒"レヴィ・センス"に人々は慄き贄を森の奥へと送り込む

森の奥からあのブレスレットを持って帰還すれば、

少女が贄に選ばれるであろうことは分かっていた。

再会は残酷な形で果たされる。

崩れ落ちるアキから伝えられる最後の言葉。

ブレスレットがレコを森の毒から守っていたこと。

そして、毒からヒトを守る神様の役割･･･。

髪飾りから流れ込んでくる意識が、知りたくもない事実を突きつける。

髪飾りをむしり取れば神様の記憶が流れ込むのを止められるのだろうか。

そしてアキが消えてしまった事実は変わり様もない。

否定したい現実が５感すべてにおそいかかる苦痛。